こんにちは!
ゆうまろほーむの住人「Yu」です。
今回は、RAIJINTEKのPCケース「METIS PLUS」を使用して、PCを自作したのでレビューします。
METIS PLUSについて
「METIS PLUS」は、RAIJINTEKのコンパクトキューブ型PCケースです。
価格.comでは常に売り上げ上位にランクインする人気のPCケースです。
(価格.comの集計方法はよく分かりませんが…)
おもな仕様は、以下のとおりです。
マザーボード対応フォームファクタ | Mini-ITX |
寸法 | 幅190×奥行277×高254 mm |
重量 | 2.12 kg [実重量] 2.67 kg [総重量] |
材質・板厚 | 外装:アルミ(1.5mm) 内装:SPCC(0.5mm) |
カラー | ブラック/ レッド/ シルバー/ ブルー/ グリー/ ゴールド/ ホワイト/ ピンク |
およそ5,000円とは思えない、しっかりとした板厚と、豊富なカラーバリエーションが魅力的です。
その他、詳細は公式ページを参照してください。
Micro-ATXのマザーボードが使えるらしい
METIS PLUSは、公式の仕様では、Mini-ITXのマザーボードのみ対応ですが、クチコミやレビューで「Micro-ATXが使える」という書き込みが多数ありました。
結論から言うと、Micro-ATXで組み立てることができました。
それでは、パーツの構成や、注意点などを記事にしたいと思います。
使用したパーツ構成
今回、使用したパーツ構成は、以下のとおりです。
マザーボード | ASUS H310M-E R2.0 |
CPU | intel Core i3-9100F |
メモリー | Essencore Klevv DDR4-2666 4GB×2 (KD44GU481-26N1900JP) |
ストレージ | Essencore Klevv SSD 240GB (NEO N400 K240GSSDS3-N40) |
グラボ | PowerColor AMD RADEON RX460 GDDR5 2GB |
電源 | SilverStone SFX 300W 80+ Bronze (SST-ST30SF V2) |
もともと、ThermalTakeの「Versa H18」というケースに組み込んでいたシステムを、METIS PLUSに移行しようと思っていたので、その流用です。
このマザーボードのフォームファクタは、Micro-ATXです。
電源は、もともとCorsairの「CX450M」というATX電源を使用していましたが、上記のマザーボードとATX電源は、METIS PLUSに収まりませんでした。
安いSFX電源はそれほど選択肢はありませんが、「SST-ST30SF V2」を選んだ理由は、以下の2点です。
- SFX ⇔ ATX 変換ブラケットが付属している
- 低価格なのに、80+ Bronze
実際に組み立てる
それでは、前項のシステムをMETIS PLUSに組み込んでいきましょう。
パーツは流用ですので、マザーボードにCPUやメモリーは装着したまま作業を行います。
METIS PLUSは、マニュアルとネジ類が付属と一般的、リアファンはペリフェラル電源のLEDファンです。
普通のPCケースは、サイドパネルだけ外すのがほとんどですが、METIS PLUSは、天板も外せるので、大きさの割に作業はしやすいです。
実際にマザーボードを組み込むと、驚くほどギリギリで収まりました。
噂どおりMicro-ATXが使えそうです。
しかし、天板の裏に付いている、3.5インチシャドウベイがマザーボードに干渉するので、取り外す必要があります。
取り外しは、横に付いているネジを4本外すだけでOKです。
邪魔者は居なくなりましたね。
ちなみに、3.5インチシャドウベイの他に、3.5インチを固定するところは1か所しかありませんので、HDDを2台以上搭載しようとしている場合は、2.5インチを使用するなど注意が必要です。
電源以外を組み込んだところです。
気持ち良いくらいフィットしています。
(SFX電源を購入したのは、この後ATX電源が入らないのに気づいた後だったので、電源を組み込んだ状態の写真は取り忘れました…。)
グラボのRX460は、補助電源不要タイプの2スロット仕様ですが、余裕で入りました。
2.5スロット仕様の少し厚めのグラボも搭載できるかもしれません。
それから、CPUクーラーはインテルのリテールではなく、アイネックスの「CC-06B」を使用しています。
METIS PLUSの穴と、CPUバックパネルの位置がずれていたので、クーラー交換の時は、分解が必要です…。
Micro-ATXのマザーボードを使用するメリット
さて、Micro-ATXマザーボードとMETIS PLUSを使ってPCを組み立てましたが、仕様対象外のMicro-ATXを使用するメリットは何でしょうか。
それは、価格が安いことです。
Micro-ATXのマザーボードは、チップセットによりますが、6,000円くらいから購入することができます。
一方、Mini-ITXのマザーボードは、安くても10,000円くらいからです。
この価格差で、他のパーツが1ランク良いものに出来たりします。
デメリットもある
Micro-ATXで組むデメリットもあります。
それは、ATX電源が使用できないことです。
SFX電源は、ATX電源ほど種類がなく、安いモデルは容量も少ないです。
ハイエンドグラボを使ってコンパクトで本気のゲーミングPCを組むなら、予算に糸目をつけずに、Mini-ITXとATX電源で組むことをおすすめします。
さいごに
家族用にコンパクトPCを作るというコンセプトで、METIS PLUSを使ってみましたが、素晴らしいケースでした。
板厚が熱く、ヘアライン加工もオシャレで、同じ価格帯のMicro-ATXケースと比べると高級感があります。
カラーバリエーションが豊富なので、他の色でまた組んでしまいたいくらい気に入っています。
それでは!
ゆうまろほーむの住人「Yu」でした。
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