【自作PC】オシャレな小型ケース「NZXT H210」をレビュー【PCケース】

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こんにちは!
ゆうまろほーむの住人 Yuです。

今回は、NZXTの PCケース「H210」をご紹介します。

スペック

H210は、オシャレな PCケースを展開している NZXTの mini-ITX対応ケースです。

余談ですが、学生時代だった 2011年に同社の「Guadian 921」と「Phantom」を使用してファンになりました。

H210のスペックを公式ページから引用します。

項目詳細
対応マザーボードmini-ITX
サイズ(W/D/H)幅210 x 奥行372 x 高さ349 mm
重量5.9 kg
対応CPUクーラー高さ165 mm まで
対応GPU奥行325 mm、厚さ44 mm まで
搭載端子USB 3.2 Gen 2 Type-C (x1)
USB 3.2 Gen 1 Type-A (x1)
3.5mmステレオミニ (x1、CTIA規格)
搭載可能ラジエーター前面 : 240 x 厚さ85 mm
背面 : 120 mm
搭載可能ファン前面:140mm×2 or 120 mm×2
上面:120mm×1
背面:120mm×1
H210 スペック一覧
H210 / H210i | 株式会社タイムリー
コンパクトでも高い拡張性 Mini-ITX用のミニタワーケースH210は、設置面積が幅21 x 奥行き37.2cm、高さ34.9cm、容量は約27L。 発熱源でもある電源の収納部はシュラウドで隔離され、最長31.1cmのATX規格電源を搭載

開封と組み立て

箱は普通で、上位モデルの H510Eliteは白塗りの箱なので、コストカットしている印象です。

左のサイドパネルはガラスなので、保護シールが貼ってあります。

電源ユニットの部分には、最初から SFX電源の変換ブラケットが付いていました。

他の mini-ITXの PCからの移行だったので、SFX電源を使用しましたが、うれしい誤算でした。

ボトムには、着脱式のダストフィルターが装着済み。

足の高さがそこそこあり、ゴムが大きく取り付けられているので、こういう細かいところは「さすが」だなと感じました。

サイドパネルの開き方はコツが必要で、リア側のスクリューネジを外した後、リア側の取っ手を引っ張ります。

1か所を使用して上部2か所を外すのでそこそこの力になりますし、折れそうか心配になります。

何回か開け閉めしていると、多少開けやすくはなります。

フロントパネルを外すとダストフィルターがあります。ボトムと合わせて、ホコリ対策がしっかりされています。

フロントのファン取り付け部分は着脱式となっています。

取り外したフレームにケースファンを取り付けて、ダストフィルターを取り付け、そしてケース本体へ装着するので、かなりメンテナンスしやすいです。

他のPCケースだと、ラジエータを内側からナナメにして入れることがありますが、このケースはフロント側からスッと入れることができるため、水冷クーラーを検討している方にもオススメです。

さすが、水冷クーラーを販売している会社という感じです。

組み立て後は、かなりかっこいい仕上がりになりました。

今どき」の作りですが、白い縦棒が個性を出しています。

特に光るパーツは使用していませんが、白と黒で統一されていて上品でオシャレです。

ID-COOLINGの CPUクーラー「SE-224-XT」はメモリとファンが干渉するため、ヒートシンクの後ろから吸気して冷やすように設置しています。

箱出しで傷を発見

こちら天板で、画像上の方に黒い穴が開いています。

とがったもので触れて塗装がはがれたような感じです。

こちらは、フロントパネル下部ですが、こすっても取れない汚れがありました。

メインPCではないですし、机の下に置くため気になりませんが、ロゴの下に汚れは気分下がりますよね……。

良いところ悪いところ

良いところ

  • フロントのイヤホンジャックが、出力と入力兼用の 4極端子になっている
  • CPUクーラーが 高さ165mmまで対応している
  • 作業スペースが広い

以前ご紹介した、Cooler Masterの「NR200」同様に、4極タイプのヘッドセットがスプリッターなしで使えるのはとても便利です。

また、CPUクーラーは 165mmまで対応しており、最強クーラーと言われているDeepCoolの「AS500」が入ります。

多くの PCケースは、155mmまでなので、サイズの「虎徹MarkII」くらいしか選択肢がありませんが、140mmファンのクーラーが選択肢になるのはとても大きなメリットです。mini-ITXでは特に希少価値があります。

作業スペースが mini-ITXケースとしてはかなり広いのもプラスポイントです。

mini-ITXの PCケースは、組んだら最後、メンテナンスはあきらめるというものも多いですが、H210は繰り返しメンテナンスしやすいため、改造を頻繁にするのにも向いています。

気になったところ

  • 値段の割に剛性が弱い
  • フロントUSBが、Type-Aが 1つと少ない
  • 製造傷や汚れが気になった
  • mini-ITXケースにしてはサイズが大きい

まず、値段の割に剛性が弱く、ペラペラだなと感じました。NR200と比べると明らかに手で曲げることが出来ます。

すべての PCケースを知っているわけではありませんが、この値段ならもう少し剛性を強くしてほしいと思いました。デザインもありますし、両立をすると価格も上がりそうですが……。

次に、フロントUSBが一つは不便だと感じました。

Type-C端子もありますが、Type-C端子はどちらかというとスマートフォンやヘッドフォンアンプなど、デバイス側に使用するものであって、PCへ接続する場合は Type-Aが主流です。

たとえば、USBフラッシュメモリを変換嚙ましてまでは使いたくないと思ったので、もう一つ Type-Aがあると使い勝手が大きく変わると感じました。

そして、前述しましたが、傷や汚れが気になりました。

色が白というのもあって気づくことができましたが、黒だと分からないかもしれません。インテリア要素が強いだけに、汚れや傷は気になるユーザーは多いはずです。

良かったところにも関連しますが、作業スペースが広い反面、ケース自体は大きいです。小さい Micro-ATXケースに近い大きさかと思います。

せっかく mini-ITXを使っているのにサイズが大きくなるのは、本末転倒のような感じがします。

さいごに

少し気になるところはありますが、1万円以下でこのデザイン、この機能性はアリだと思いました。

mini-ITXにしては大きいですが、タワー型PCよりは小さいですし、ギュッとしたレイアウトに魅力を感じる方にオススメです。

それでは!
ゆうまろほーむの住人 Yuでした!

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