こんにちは。ゆうまろほーむの住人 Yuです。
PCケースネタが続きます。
今回は、DeepCoolの「MACUBE 110」をレビューします。2022年6月に、ドスパラで 4,900円で購入しました。
スペック
MACUBE 110は、最大で Micro-ATXまでに対応した、ミニタワー型のケースです。ATX対応ケースに Micro-ATXを組み込むよりも「ミッチリ」と収納できるため、見栄えが良くなります。
カラーは 4色展開されていますが、値段が安かったこともあり、私はホワイトにしました。グリーンやピンクはパステルカラーで、他にはない色味なのでオシャレに感じます。
最近は、DeepCoolが低価格ながらオシャレになっており市場のなかでも個性を放っている印象です。
項目 | 詳細 |
対応マザーボード | Micro-ATX / Mini-ITX |
サイズ(W/D/H) | 幅225 × 奥行400 × 高さ431 mm |
重量 | 6.2 kg |
対応CPUクーラー高さ | 165 mm まで |
対応ビデオカード長さ | 320 mm まで |
搭載端子 | USB3.0×2、Audio×1 |
搭載可能ラジエータ | フロント:120/140/240/280 トップ:120/140/240/280 リア:120 |
搭載可能ファン | フロント:120mm×3/140mm×2 トップ:120mm×2/140mm×2 |
付属ファン | リア:1×120mm DC fan |
カラーリング | ブラック、ホワイト、グリーン、ピンク |
付属のリアファンは、PWMではなく DC制御となっています。
外観チェック
DeepCoolの新ロゴが、フロントパネルの上部に刻印されていました。
購入の際に参考にした価格.comの画像では、フロントパネルの下部に旧ロゴが刻印されており、仕様が変更されたのだと思います。公式ページでも今回購入した仕様の画像となっていました。
多くの方は、価格.comから購入されると思いますが、注意が必要です。
私は新ロゴが好きなので、仕様変更後の方が気に入りました。
サイドパネルは強化ガラスとなっており、下部のツメと上部のマグネットで固定されています。
ツールフリーで簡単に付け外しができるのでメンテナンス性が高いです。
磁力は通常使用で取れるほど弱くはありませんが、たとえば部屋を移動する際などは落下に注意した方が良さそうです。
中身はシンプルで、最低限の配線ホールが設けられています。右側が他のケースと比べて隠れている方なので、裏配線があまり見えないようになっているのは好印象です。
電源ボックスも穴が開いていないので、光る電源や電源のメーカーを出したい場合は注意が必要です。
ビデオカードのサポートステイが初めからついていました。およそ 5,000円では珍しいオプションだと思います。
それから、電源ボックス上部部分にも通気孔が開いていないのが個人的にプラスポイントです。メッシュになっていると、下に隠した配線が上から見えてしまうので、見せることにこだわっている印象を受けました。
裏側もシンプルです。私好みです。
少し気になるのは、ケーブルバンドなどをくくりつける細かい穴までもが無いことです。
この価格帯の運命?拡張カードスロットは切り取り式でした
拡張カードスロットは、前回レビューした「Fulmo.Q」同様に切り取り式です。
Fulmo.Qと異なり、スロットを埋めるパーツが一つも付属していないので、間違わないように注意が必要です。切り取る前に一度マザーボードを合わせて場所を確認しましょう。
フロントパネルは、ツメの固定を外せば取れます。
MACUBE 110は、フロント端子が本体シャーシ側に備え付けられているので、フロントパネルの取り外しが安心できます。
フロントパネルに端子類がついていると、ケーブルに気を付けないといけないので、私はそれだけの理由でそういったケースを避けています。
スリーブケーブルを初めて使用した
組み込んでいきますが、今回、初めてスリーブケーブルを使用してみました。理由は、譲渡用PCなので、できるだけ見た目を良くしたかったからです。
Amazonの中華パーツ EZDIYの製品を使用しました。
ケースファンも、スリーブケーブル同様に EZDIYの製品を使用しました。
今回使用するマザーボードが、RGB制御に非対応だったので、リモコンで設定できるものを選定。
ケースファンの端子は、6ピンとなっており専用端子です。必ず、付属のハブを使用することになります。
白と黒が映えます
スリーブケーブルとケースファンを装着して、完成しました。
マザーボードは最廉価マザーなので、凝った装飾はありませんが、白と黒のコントラストが映えてめちゃくちゃオシャレになりました。
私の自作でも、過去一でオシャレに感じます。
裏配線スペースは十分にあり、サイドパネルが膨らむことなく収まりました。
とても組み立てやすく、箱を開けてから約1時間30分ほどでできました。初心者の方にもおすすめしたいケースです。
ケースファンのハブは、リモコンがなるべくききやすいように、上部に取り付けました。両面テープが最初からついています。
サイドパネルのガラスはクリアなので、中の様子がしっかりと見えます。
MACUBE 110は、内部が黒く塗装されているので、白パーツで統一するよりも、LEDでライトアップした方がオシャレかもしれません。
レインボーで光らせました。
完全に個人の趣味ですが、レインボーよりも単色で光らせた方が落ち着きます。
白と黒しか使用していないので、どの色で光らせても邪魔しないです。
剛性感は値段を考えればアリ
私が一番気になっている剛性に関しては、重量がそこそこ重いだけはあって、値段を考えれば頑張っています。Thermaltakeや ENERMAXなど3,000円台の安いケースと比べると良く感じます。
5,000~10,000円の価格帯であればつくりはしっかりしている方だと思います。
剛性に関しては、店頭で触る機会があまりないので、本当に買ってみないとわかりません。
価格.comのレビューでは主観や比較するもの次第となり、たいていのケースがしっかりしていると評価されており、まったく参考にしていません。
今までのケースでは、ダントツで In Winのケースが剛性最強だと感じました。101、103、A1Plusを使いましたが、いずれも同じ感想です。
さいごに
白で統一したことで、部屋のインテリアに左右されずにオシャレな PCを作ることができました。
MACUBE 110、Micro-ATXまでという縛りはありますが、5,000円前後であればかなり良い印象でしたので、グリーンやピンクでも組んでみたいなと思いました。
それでは。ゆうまろほーむの住人 Yuでした。
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