【レビュー】オヤイデの「HPSC-X35/1.3」にリケーブルして、AKG Q701を使い始めました。【リケーブル】

未分類

こんにちは!
ゆうまろほーむの住人「Yu」です。

今回は、AKGのヘッドフォンに対応した交換ケーブル「HPSC-X35/1.3」を購入したので、ご紹介します。

『AKG Q701』付属のケーブルが長すぎて押し入れに。

AKG Q701 色はグリーン。そこそこ古い機種ですが人気はあるようです。

2019年の元日、eイヤホン秋葉原店の福袋『福耳袋』を求めて、朝から並びました。

他の高級福袋も欲しかったのですが、もともとAKGというメーカーに信頼があったのと、倍率が低そうだなということで、AKGの福袋を選びました。

すると、見事当選。

福袋の値段は20,000円で、「AKG N30」と「AKG Q701」が入っていました。
どちらも20,000円以上するので、良い福袋だったと思います。

イヤホンオタクなので、N30の音は何回も試聴していてよく知っていました。
良い音なのですが、それほど要らなかったので、未開封のままフリマサイトですぐに売ったら、手数料込みで19,000円くらいの収入になりました。

実質、Q701がタダで手に入ったのですが、ゼンハイザーのHD598を長年愛用していたことと、付属のケーブルが3mと 長 す ぎ る ので、2年近く箱にしまいこんでいました。

オヤイデのケーブルを購入してみた。

3極のミニXLR端子に対応したケーブルへ交換できます。AKGのヘッドフォンはこのタイプが多いです。

部屋の整理をしていて、ふと、Q701使ってみようかという気持ちになったので、箱から出してみました。

ヘッドフォンは、PCの前で使用するので、ケーブルの長さは一般的な1.2~1.3mがちょうどいいです。

このQ701は、ケーブル交換(リケーブル)が出来るので、対応したケーブルを探し始めました。

そこで、マッチしたのが、オヤイデの「HPSC-X35/1.3」でした。
Q701は、ヘッドフォン側が3極のミニXLRです。

ケーブルは布巻きで手触りが良く、まったく絡まったりしません。

HPSC-X63/1.3」という商品もありますが、こちらは、プラグが6.3mmと太いです。
HPSC-X35/2.5」は、プラグは3.5mmですが、長さが2.5mあります。

HPSC-X35 / X63
キーテクノロジーは“精密導体102 SSC”と天然素材“シルク”ミニXLR着脱型ヘッドホンケーブル

ヨドバシ・ドット・コムで5,000円弱で購入しました。

同じAKGに対応した中華製品のケーブルはAmazonでたくさん売られていますが、今回は音質よりもケーブル長を変えたいのが目的だったので、安心のオヤイデにしました。

ケーブル交換による音質の変化はそれほどわからない。

ミニXLR端子に挿すだけで交換できます。

注文した翌日に届き、早速リケーブルして使用しましたが、ケーブルが短くなって非常に満足しています。

イヤホンだと、ケーブルを変えると音の傾向が変わりやすいのですが、開放型ヘッドフォンは、それほど音の変化を感じませんでした。
(というか、元のケーブルの音をあまり知りませんし…)

Q701は、インピーダンス62Ω、音圧感度93dbと、出力の小さいプレーヤーや、PCのイヤホンジャックからだと細い音になるかもしれません。

僕は、ウォークマン『NW-WM1A』やAstell&Kernの『ACRO L1000』というアンプから出しているので、とても良いヘッドフォンだと感じています。

Q701の音質について

ここまで、ケーブルの紹介をしてきましたが、肝心のQ701はどんな音質なの?
ということで、リケーブル後のQ701についてもレビューします。

環境

  • プレーヤー:NW-WM1A
  • 楽曲:GreenDay、BillieEilish、ワルキューレ、GLAY、ペルソナ5サントラ、など

まず、特徴的なのは、高音域が若干強いところです。
しかし、サ行が刺さったりすることもなく、長時間聴いていても聴き疲れしにくいと感じました。

中低音もしっかりと出ていて、どこかの音が飛び抜けているピーキーさは感じられません。
ダイナミックレンジが広く、全体的な音のつながりは良好です。
しかし、一音一音の解像度は高いので、音が埋もれる印象は受けませんでした。
音作りは、フラット寄りのドンシャリで、楽しく音楽が聴けると思います。

それから、高音は少し乾いた音で、低音は少しねっとり湿り気のある音です。
ドラムのシンバルなどは、キレがあり立ち上がりが速く、余韻・残響感があります。
ベースは重厚感があって立ち下がりの遅い色気のある雰囲気が感じられます。
高音・低音に比べると中音域のボーカルは、やや遠く感じられます。

左右の音像定位はハッキリしていて、音場は開放型ヘッドフォンと考えればそれほど広くないかもしれません。
スタジオほど狭くはありませんが、コンサートホールのような天井の高さ・広がりは感じられませんでした。ライブハウスのような感じでしょうか。
バンド曲を聴くと、ギターやベースは隣にいるのに、ボーカルが離れているなあという感じ。

全体的な感想としては、20,000〜30,000円なら満足のいくヘッドフォンなのではないかと思います。

しかし、前述したとおり、アーティストによってはボーカルが遠く感じるので、サントラやバンドなど楽器メインの曲を良く聴く人におすすめです。

さいごに

ケーブルの質感も布製で高級感がありますし、不満が解消されたので、Q701をメインに使っていこうと思いました。

ゼンハイザーのHD598は、1.2mのケーブルが公式から2,000円程度で購入できたので、それと比べると割高なのが少し残念だなあと思いました。

それでは!
ゆうまろほーむの住人「Yu」でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました