こんにちは！ゆうまろほーむの住人、Yuです。
今回は、ZALMANのPCケース「S4 PLUS」をご紹介します。
2022年 6月にドスパラで 5,400円で購入しました。
結論から言うと、二度と買わないと思うくらい残念で、記事にするか迷いました。
スペック
ATXマザーボードに対応した、2022年現在のオーソドックスな設計のケースです。奥行が短くフットプリントが小さい縦長となっています。
価格.comでサイドパネルがガラスのケースとして探して購入しましたが、購入したらなんとアクリルでした。2022年 7月現在では、表記がアクリルと修正されております。
円安の影響もあってか、約6,000円と価格も少し上がっており、後述しますが残念なポイントが多くコスパの悪いケースとなっています。
このデザインでなければどうしてもいけない！という方以外はやめた方が良いです。
| 項目 | 詳細 |
| 対応マザーボード | ATX / Micro-ATX / Mini-ITX |
| サイズ(W/D/H) | 幅206 × 奥行400 × 高さ458 mm |
| 重量 | 3.7 kg |
| 対応CPUクーラー高さ | 160 mm まで |
| 対応ビデオカード長さ | 315 mm まで ※ フロントファン未装着時 |
| 搭載端子 | USB 3.0 × 1 USB 2.0 × 2 マイク × 1 ヘッドホン × 1 |
| 搭載可能ラジエータ | フロント：120 / 240 mm リア：120 mm |
| 搭載可能ファン | フロント：3 × 120 mm トップ：2 × 120 mm リア：2 × 120 mm ボトム：2 × 120 mm |
| 付属ファン | フロント：2 × 120 mm リア：1 × 120 mm |
外観チェック
遠目で見れば、フロントパネルの独特の形状からスタイリッシュに見えます。
オーディオ端子は、マイクとヘッドフォンで分かれており安いケースのつくりです。(安くありませんが)
USB端子が合計で 3つあるのは少しプラスポイントでしょうか。
電源ユニットの吸気口には出すとフィルターが設けられています。
アクリル製のサイドパネルは、4点スクリューネジどめされています。画像のとおり、ゴムワッシャーが歪んでいました。
アクリルのパネルはくり抜き加工なのか、1枚のアクリル板にパーツを接着させているのか、厚さがかなり薄くなっていました。ガラスでなくただでさえ残念なのに、どこまでコストカットするのか…。
内部構造は画像のとおりで、電源ボックス上部のメッシュ部分に 120mmファンが 2つ取り付けられます。スペックのボトムファンとはこの部分のことらしいです。
CPU裏のホールはかなり大きく空いているため、ほとんどのバックプレートがマザーボードを外さずに取り付けられそうです。
裏配線スペースはそこそこあります。
裏配線スペース向かって左側には、ケーブルを通すための段差が設けられているので、うまく活用すれば太いケーブルも取り回せます。
安いケースあるあるの切り取り式の拡張カードスロット。
目隠し用のカバーは 2つ付属するのは評価したいところです。
電源ボックス内部のストレージ搭載用のパーツですが、加工が甘く、汚くなっています。
私のケースではここくらいでしたが、見える範囲でこのような加工になっている可能性があります。
配線はモジュラーケーブルを使用、電源ユニットもプラグインではありませんが、しっかりと格納することができました。
ダメなところを一挙紹介
過去の名機「Z9 PLUS」や「Z11」をリアルタイムで見ていたので、ZALMANというメーカーに対してはかなりの信頼がありましたが、今回の S4 PLUSでそれが完全に崩れることになりました。
良いところが見つからなかったので、ダメなところを紹介します。
- 剛性は最低レベルで、信じられないほどのペラペラ具合
- ケース側の金属が弱すぎてネジは空転してしまい、無限に回転して締められない
- ケース側の金属が弱すぎてマザーボードを取り外す際は、スタンドから抜ける
- 一度ネジを締めると、真っ白に塗装が剥げる
- (これはメーカーの責任ではありませんが)まさかのアクリル製サイドパネル
- 付属ファンはレインボーで回転して光りますが、3つのファンで色の位置が同期取れていない、動きがカクカクしており回転しない方が良いレベル
3,000円なら、Thermaltakeを買います。せいぜい、2,000円くらいなら価値があるのでは？と感じました。
さいごに
自腹で購入しており、無理に良いところを探すのも違うので、悪い点だけ記載させていただきました。
もし、レビューサイトや通販サイトで星5つ、4つ付けられていたら、その方の経験が浅いか・提供を疑ってしまうでしょう。
信じられませんが、サイドパネルを外すと、2Lのペットボトル飲料よりも軽く感じられます。
それでは！ゆうまろほーむの住人、Yuでした。
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