【修理】ホイールスクロールがよく壊れるロジクール「G PRO WIRELESS」のホイールを修理してみた

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こんにちは、ゆうまろほーむの住人「Yu」です。

今回は、人気のゲーミングマウス「G PRO WIRELESS」のホイールを無理やり修理した備忘録です。

犠牲者の調達

今回の主役、G PRO WIRELESS(G-PPD-002WL)はフリマアプリで3,200円で購入しました。

金額の安い理由は、ずばりホイールのチャタリングです。

このG PROをはじめ、ロジクール製マウスでは頻繁にみられる不具合で、スクロールが反応しなかったり、逆の入力が入ってしまう現象になります。


修理部材

結論は、修理ができましたが、切削で一工夫必要でした。

今回の修理対象である、ホイールエンコーダを測ってみるとホイールは8mmであることがわかります。(中心位置)

これは、同じくロジクールの大人気マウス「G PRO X SUPERLIGHT」と同じサイズです。秋葉原の電子部品のお店をハシゴして店員さんに聞いてもどこにもないとのことでした。

アマゾンでも入手が難しいので、AliExpressで購入するか、メルカリなどで個人から買う必要があります。

また、ホイールボタンの高さは5mmでした。

つまり、G PROはホイール8mm、ボタン5mmで、その差は3mmです。

ホイール7mm、ボタン4mmで高さ関係は同じになるので、これで修理できると予想しました。

今回用意したのは、ロータリーエンコーダ、タクトスイッチです。

それぞれ、秋月電子と千石電商で購入しました。

omron(オムロン) B3F-6000 タクタイルスイッチ 平タイプ 4.3mm アイボリー(0.98N) ※テーピング品
千石電商 秋葉原 パーツとツールのスーパーマーケット。半導体・電子部品・コネクタ・ケーブル・基板・工具・パソコン関連・電池・充電器・ボードなどを幅広く扱っています。

分解修理

まずは本体を分解していきます。

標準のマウスソールでネジが隠されているため、7か所を外していきます。

中身を開くときは、上部と下部がケーブルで接続されているため、断線しないように注意して丁寧に外していきます。

内部のネジをはずしていき、メインボタンのパーツを外すとスイッチやホイールの実装された基板があらわになります。

こちらもネジとパーツを外していくと基板が取り外せました。

こちらにある基板からロータリーエンコーダとホイールクリック用のタクトスイッチを交換していきます。

元の実装部品をはんだを除去して取り除き、新しい部品を逆の手順で実装しました。

しかし、本体のフレームにはめたところ、ローラーの足が浮いてしまいました。片側を1mm分下げてしまったからです。(写真では見にくいですが、『U』字になっている部分です)

そこで、たまたまリューターが持っていたので、片足がはまるように土台の部分を削って調整し無理やり入れることにしました。

結果的にしっかりとはまりましたが、リューターの削り具合やヤスリの処理などによりクリックの感触が変わるため完全な修理とはいきませんでした。

ホイールスクロールの認識はバッチリ直りました。

さいごに

ホイールスクロール自体は無事修理できましたが、リューターを上手くやらないと削りすぎてしまったり、スクロールがスムーズにならないため難易度は高いと感じます。

AliExpressでは、ロジクールのG PRO/PRO X SUPERLIGHT用のホイールエンコーダがありますので、納期などに問題がなければおとなしく輸入したほうが良いかと思います。

しかし、今回は自分で考えて高さの引き算により一つの解決方法が導き出せたので勉強になりました。

それでは、ゆうまろほーむの住人「Yu」でした。


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