AnkerのMagsafe対応リング「MagGo」は、どれくらいの重さに耐えられるのか実験してみた。

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こんにちは!ゆうまろほーむの住人「Yu」です。

今回は、Ankerのリングがどれくらいの重さに耐えられるか実験してみました。


結論

結論ですが、公称値の「800g」は耐えられませんでした。

約520~560gが限界値ということが分かりました。

購入した商品の情報

購入した商品は下記です。

Anker A25A0N11 [Anker 610 Magnetic Phone Grip (MagGo) ブラック]

iPhone12以降の機能である「Magsafe」に対応し、「約800gまでの荷重に耐える強力マグネット」というセールスポイントから、iPhoneの重量である150~200gは余裕で耐えられるはずです。

例えば、手を下すような動作をしたときは重力が加わり、本体以上の重さがかかりますから、この耐荷重は非常に重要なポイントですが、果たして本当に公称の数値は耐えられるのか実験してみます。

開封の儀

商品のパッケージは、Anker製品らしくシンプルかつ綺麗なものでした。

内容物は、「本体」と「ユーザーズガイド」のみで簡素となっています。

Magsafe取り付け部はマットな仕上げで安っぽさを感じず、ロゴとリングは光沢のあるダークグレーでiPhoneのブラックやシルバー系統の本体にマッチします。

実験方法

実験方法は、下記の要領で実施しました。

  • 対象機種は、iPhone 12 mini(ケースなし)
  • 1Lの水が入るペットボトルに水を注いで重量を測る
  • バンカーリングに対し、垂直方向、水平方向の2種類で計測

iPhoneに対し90度となる方向を「垂直方向」とします。

iPhoneに対し180度となる方向を「水平方向」とします。

実験準備

重量800gが耐えられるかどうか、それ以上いけるのかどうか実験するため、900mlの水が入るペットボトルを用意しました。

ペットボトル本体の重量は33gであり、こちらに水を入れた総重量で計測を行います。

バンカーリングとペットボトルは縫い糸で結び吊るすようにします。重量は1g以下のため考慮しないものとします。

結果と考察

まずは、スペックどおり800gはいけるのかどうか確認するため、約800gからスタートしました。

垂直方向では呆気なく失敗に終わりました。

水平方向でも簡単に外れてしまいました。

800gから少しずつ水の量を減らしていき、何グラム以下なら耐えられるのか確認をおこなったところ、以下の結果となりました。

  • 垂直方向:約520g以下
  • 水平方向:約520g以下

つまり、結論としては、「iPhoneの重量である150~200g程度は問題なく耐えることができるが、スペックの800gには遠く、振り下ろしたり勢いがついたときの重力加速度を考慮すると安心できない」ということがわかりました。

iPhone本体の磁力では上記の結論となりましたが、ケースにリングがついているもの(iFace Reflection)などは本体よりも強力な場合があります。実際に手持ちのiFaceでは糸が先に切れるほど耐えられますが、それはリングとiPhoneの実験ではなくケースの性能になるので今回は対象外としました。

さいごに

今回は、「iPhone 15 Pro」を購入するにあたり、iPhone 12 miniよりも大きくなることからMagsafeリングを導入したので、実際の効果を実験することにしました。

iPhone 15 Proは「iFace Reflection」を使用しており、Magsafeの効果が強くなっていることから、こちらのバンカーリングは非常に役立っていますが、今回の実験結果からはiPhone一つ裸で使うには心もとない結果となりました。

ケース込みで運用する方にはオススメできますが、裸の場合は補助程度で頼りすぎない方がいいと感じました。

なお、iPhone 12 miniは発売当初から使用していることとMagsafeの初搭載機種であることから、機種によって結果が異なる場合がありますので、ご参考程度にとどめていただくようお願いいたします。

それでは!ゆうまろほーむの住人「Yu」でした。



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