こんにちは!
ゆうまろほーむの住人「Yu」です。
以前、IN WIN A1PLUSを使用して組んだMini-ITXの自作PCの構成を変更してみました。
構成について
以前、使用していたパーツは、別のケースに組み込んで別のPCとして売却したので、流用できるパーツを使用して組みなおしました。
組みなおした後の構成は以下のとおりです。
パーツ | 変更前 | 変更後 |
CPU | Core i5-10400F | Core i5-11400 |
マザーボード | ASUS ROG STRIX B560-I GAMING WIFI | 変更なし |
ビデオカード | ASUS TUF GAMING GTX 1650 SUPER | ・MSI AERO ITX RTX 3060 Ti ・ASUS ROG STRIX RTX 3060 |
ストレージ | SAMSUNG 980 500GB | WD SN550 500GB |
メモリ | Team T-Force DELTA TUF GAMING DDR4-3200 8GB×2 | Corsair VENGEANCE RGB RS DDR4-3200 8GB×2 |
PCケース | IN WIN A1PLUS | 変更なし |
電源 | 付属電源 650W GOLD | 変更なし |
CPUクーラー | サイズ 虎徹 Mark II | ASUS ROG STRIX LC 120 RGB |
CPUは、B560マザーボードでITXケースなので i7 や i9 だと少し心配だったのと、i5-10400Fの使用感で問題無かったので、i5-11400にしました。
メモリは黒統一したかったので、RGBは特に不要だったのですが、新商品で気になっていたのでVENGEANCEのRSシリーズを購入してみました。
ビデオカードについては、先にMSIのRTX3060Tiを購入したのですが、マザーボードとCPUクーラーがROG STRIXで揃っていたので、せっかくならすべて揃えたいと思い、ROG STRIXのRTX3060を購入しました。
金額に関しては、RTX3060Ti<RTX3060と逆転してしまい、性能は多くのレビューで結果が出ているように2割ほど低くなっていますが、ほとんどゲームをしないことと、見た目がかっこいいので満足しています。
CPUクーラーは、虎徹を売却したPCに載せていたので新しく購入することになり、虎徹の組み込みがかなり大変だったこともあって、人生初の水冷(簡易水冷)を使用することにしました。
A1PLUSは120mmラジエータの簡易水冷しか乗らないので、選択肢はあまりありませんでしたが、マザーボードとお揃いにするために、17,000円弱ほどしましたがROG STRIXを選びました。
ROG STRIX LC 120 RGBの冷却性能
簡易水冷CPUクーラーの LC120RGB は、ロゴが水枕に刻印されていて光るものだと思っていましたが、電源を入れていないと何も映らない仕様でした。
カッコいい。
ラジエータはビデオカードのことを考えて、背面排気にしました。
本当なら、前面吸気とか天板排気にしたいところですが、ケースの仕様上、これしか選択肢が無さそうです。
電源を入れると、ROGロゴが浮かび上がってカッコいいです。
水枕のRGB制御は、マザーボードのUSBピンヘッダに接続して行うので、レイアウトには少し注意が必要です。
簡易水冷取り付け前に、i5-11400をインテルリテールクーラー(10世代のものですが)で動かしてみたので、CineBenchR23 での温度比較をまとめてみました。
グリスは、両方ともデフォルトで塗布されているものです。
まず、スコアに関しては LC120RGB のほうが高くなりましたが、1周しかしていないので正確な比較ではないかもしれません。温度の関係で何周も出来ませんでした。
温度に関しては、リテールクーラーが驚くほど高くなり、1コアあたり100℃になりました…。
横着して10世代のリテールクーラーを使用したせいなのか、11世代のリテールクーラーならもう少し冷えたのでしょうか。
しかし、ITXという環境と11世代は10世代より発熱が増えているというレビューをよく見るので、あまり変わらないかもしれません。
一方、LC120RGB は最大で1コアあたり60℃に収まりました。
空冷派で、簡易水冷を食わず嫌いしていましたし、120mmは特に冷えないと思っていましたが、なかなか優秀で最大負荷で60℃台なら問題なく常用できると思いました。
RTX 3060 Ti と RTX 3060
本来であれば、RTX3060Tiを買った時点でビデオカードに関しては十分満足だったので、この比較は出来ませんでしたが、欲が出てしまったために実現できました。
買う前から、3060Tiのほうが2割ほど性能が上という情報は持っていましたし、コスパ重視で選択するなら今でもRTX3060Tiをオススメします。
MSI AERO ITX RTX3060Tiを購入した理由は、ずばり価格です。
ドスパラの店頭で78,000円で購入しました。
RTX3060Tiモデルの中でずば抜けて安かったのですが、今は長くて光る商品が人気なのでしょうか…。
ITXで高性能のロマンを求めるユーザーからすれば、優秀な味方です。
組み込み後もスリムで、カーボン調なのもカッコいいです。
今回のROGで揃えるという事がなければ、満足した買い物でした。
一方、ROG STRIXのRTX3060は、3連ファンで存在感があります。
重量も、AERO ITXのRTX3060Tiの2倍ほどはあるでしょうか。
性能とサイズ感が逆転しています。
ライザーにしてもカッコいいデザインで、黒とシルバーの組み合わせが秀逸です。
組み込み後は、感無量です。
側面のロゴもカッコいいですし、バックプレートのロゴもカッコいい。
パーツをとっかえひっかえ換えているので、あまり意識していませんでしたが、結構な金額になっていました…。
でも、この統一感はそれ相応の満足感があります。
ベンチマーク
FF14 暁月の終焉
定番ベンチマークのFF14は、明らかな差は出たものの、RTX3060でも十分な数値が出ているので、プレイするには全く問題無さそうです。
FF15
比較的重い部類のFF15もはっきりとした差がでて、評価が「とても快適」と「快適」で分かれました。
フルHDで高品質でプレイするなら3060は少し重い場面がありそうです。
FurMark
OpenGLの性能を計測するFurMarkをフルHDで3分間回してみましたが、RTX3060Tiが平均161FPS、RTX3060が平均129FPSとなりました。
動画編集などに使用する場合においても、RTX3060Tiの優位性は変わらなそうです。
動画編集に精通していないので確かなことは言えませんが、ビデオメモリがRTX3060のほうが12GBと多いので、影響が出る場面があるかもしれませんが、GPU自体の性能の差は埋められないかもしれません。
温度比較
それぞれのベンチマークを実行したときの温度をグラフにまとめました。
性能に結構な差がありましたが、温度にも大きな差がありました。
今回は、GPUの性能による温度の差なのか、それとも1連ファンと3連ファンのビデオカードの比較なので、ヒートシンクの大きさやファンの影響も少なからずあるかと思います。
もちろん性能的にはRTX3060Tiの方が良いのですが、私は主にWarframe、GTAVなど少し古いゲームしかやっていないので、RTX3060で十分足りています。
20℃近く差があるので、PC内部の温度にも影響があると思いますし、温度が低い方がパーツ寿命も長くなるので、買ってよかったです。
さいごに
2021年の1月あたりまでは、RTX3060Tiが5~6万円で買えたそうなので、すごい損した気分ですが、今後も値下がりが無さそうなので、「今は買い時じゃない…」と二の足を踏んでいる方は、「今が買い時」と思って手を出してみるのも良いと思いました。
それでは!
ゆうまろほーむの住人「Yu」でした。
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