こんにちは。
ゆうまろほーむの住人 Yuです。
ENERMAXの PCケース「Fulmo.Q」の簡易レビューです。
ドスパラ店舗にて 3,410円で購入し、譲渡用PCの組み立てに使用しました。
スペック
主なスペック一覧です。
以前は、赤や緑などが販売されていたみたいですが現在は黒のみです。
項目 | 詳細 |
対応マザーボード | ECA3360B-BT(U3) |
サイズ(W/D/H) | 幅203 × 奥行453 × 高さ427mm |
重量 | 非公開 |
CPUクーラー | ATX / MicroATX |
ビデオカード | 390mm |
搭載端子 | 1 x USB 3.0 1 x USB 2.0 HD Audio |
搭載可能ファン | 165mm |
ノスタルジックなデザイン
デザインの良し悪しは個々人に委ねられますが、私は非常に好きなデザインです。
私が高校生だった (2011年) 頃は、ZALMANの「Z9 PLUS」が価格.comで常に 1位に君臨しており、その時代を思い出すようなデザインで、おじさんにはグッと来るものがあります。
5.25インチオープンドライブベイが2つ付いていたり、3.5インチシャドウベイも豊富なので、自宅サーバーや録画マシンを作るなら、候補にしたいケースですね。
電源ユニットの下部にはファンフィルターが設けられています。目が粗いので、”無いよりマシ”という感じでしょうか。
Fulmo.Qは、電源ボックスが無いため、電源内部から吸気することが出来ます。サイドパネルにケースファンを取り付けて、電源ユニットのファンは上向きに設置した方が良いかと思います。
作りは値段なり
箱から出した直後にサイドパネルのへこみを見つけました。
低価格なので、板厚が薄く剛性が無かったり、一度ネジを締めれば塗装が剥がれるというのはしょうがないかもしれません。割り切って購入する商品だと思います。
足はゴムがついていないため、振動やズレ対策ができると良いです。
拡張カードスロットのブラケットは、最上段以外が切り取り式です。
こちら気になる方が多いイメージで、私も前までかなり気にしていた部分ですが、隠すためのブラケットも数百円で売っているので、以前ほど悪いイメージはありません。が、メインPCでは避けたい部分ではあります。
付属品
付属品は、袋がケース内部にくくりつけられていました。
個人的にうれしかったのは、ベルクロが付いていることです。
値段のそこそこする PCケースであれば、自社のロゴが入ったベルクロが付属してくるのは珍しくありませんが、3,000円そこそこで付いているとは思いませんでした。今回の PCビルドには使いませんでしたが、プライベートのコードを束ねるのに使用しています。
裏配線スペースは狭いができる
Micro-ATXのマザーボードを組み込んで配線した様子。
昔ながらの設計で、正面向かって右側のサイドパネルが盛り上がっているので裏配線ができます。ただし、2022年現在のようなしっかりとしたスペースは無いため、初心者には少し難易度は高いです。
左上に EPS12V用のケーブルホールが無いため、電源の配線だけ干渉に注意したいところです。
電源ボックスはなくてもキレイに配線できますよ!
ケース内部はそこそこ広く、前面と側面がメッシュになっているので冷却性も期待できます。現在はビデオカードよりも CPUが主な熱源となっており、水冷クーラーを使用する機会が多いのでハイエンド構成だと候補に入らないかもしれません……。
さいごに
今回は、初めから手放す予定の PCに使用しましたが、デザインが刺さったので自前で使ってみるのも良いなと思いました。
現在、HDD2台に手動ミラーリングでバックアップをしているので、Linuxで自宅サーバーを構築しようと画策しています。HDDの搭載量や中身が目立たないなど、条件が揃っているのでその際は候補に入れます。
それでは。
ゆうまろほーむの住人 Yuでした。
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