【自作PC】ROG MAXIMUS XIII APEX、AK620などを使用して、11世代ゲーミングPCを作ってみた

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こんにちは。ゆうまろほーむの住人 Yuです。

今回は、メインPCを新たに組み立てたので、PCケースをメインに紹介します。

パーツの紹介

今回、使用したパーツを個別で紹介します。

ASUS ROG MAXIMUS XIII APEX

ツクモで 21,799円で購入 (2022年6月)。

今回、この PCを作ることになった原因です。マザーボードに釣られて、12世代が出て正直コスパが悪くなっている 11世代で組むことになりました。

私にとって、新品で買った初めてのハイエンドマザーボードです。価格.comのお気に入りに入れていたところ、2万円台という強烈な価格を見て衝動買いしました。

化粧箱は、ROGシリーズ特有の開き方ですが、マザーボードには透明のケースがはまっていました。

実は、高校生の頃、中古で Rampage III Extremeを購入したことがありますが、その時から ASUSのハイエンドモデルは透明ケースでした。

Wi-Fiアンテナや、このマザーボード特有の M.2 SSDが取り付けられる DIMM.2カードが付属してきました。

現在、無線環境で使用していますが、アンテナ無しでも自宅の理論値の最速が出ています (100Mbps)。

ほかのマザーボードだと、アンテナを付けないと電波 0本など見るのですが、無くても十分に使用できます…。

Intel Core i7 11700K

パソコン工房でマザーボードセットのバルク品を購入しました。

セット内容は、「GIGABYTE Z590 AORUS TACHYON」とバルク品の 11700Kで、金額は 61,980円 (2022年6月)でした。

スペックのあまり変わらない i7 11700Kと i9 11900Kのどちらかを購入しようと探していたのですが、なかなかショップでも売っておらず、パソコン工房で見つけたセール品を購入しました。

マザーボードは APEXを使うため、初めから売却する予定で購入しましたが、i7 11700Kをかなりお得に手に入れることに成功しました。

外箱など、捨てずにコレクションするタイプなのですが、K付きモデルは付属クーラーがないためか、BOX品の箱が簡素なので、バルクで OKでした。

GTX 1080 Ti Founders Edition

メルカリで中古品を 34,000円で購入 (2022年6月)。

ずっと憧れていた Founders Editionです。値段も相場より安く、しっかりと動作しておりラッキーでした。

(このあと、グラボを2つ購入しましたが、どちらも動作品を購入したにも関わらずジャンク品とマイニング落ちでメルカリは虚偽の出品が多いみたいです…。)

トリプルファンの ROG STRIX RTX 3060とほとんど長さは変わりませんでした。

ROG STRIXも高級品ですが、Founders Editionはさらに高く見え、ラグジュアリーな雰囲気すらあります。

Corsair 4000D Tempered Glass

ドスパラで 9,800円で購入 (2022年6月)。

ケースは何でも良かったのですが、円安の影響をもろに受けてか全体的に値上がり傾向で、数少ない値下がり商品だったこちらを選びました。

開けて恒例の剛性チェックでしたが、1万円もするのになかなかペラペラでショックを受けました。

以前紹介した、約5,000円で買える DeepCoolの MACUBE 110の方が剛性は高いです。

しかも右側のサイドパネルは少し反っており、手で力を入れて真っすぐにしました…。簡単に反りが直るという時点で剛性はお察しです。

全面 I/Oパネルは、今ドキのケースらしく USB Type-Cがありますが、私は Type-Aが 2つあった方が助かります。

オーディオ端子も、入出力兼用となっています。

ケーストップのマグネット式ファンフィルタ、サイドパネルのスクリューネジは黄色い装飾が施されていてオシャレでした。

個人的には、マグネット式が露出しているのは安っぽくて好きではないので、Fractal Designのようなフィルタとその上にカバーがある 2層構造が良かったです。

裏配線スペースはガイドが設けられており、コルセアロゴのベルクロもあって良い感じです。

2.5インチ、3.5インチのストレージは使用しないので、ドライブベイを取り外して電源の配線スペースを確保しました。

これもこのケースにした決め手になった部分なのですが、全面のパネルが簡単に外せ、ファンフィルタのお手入れが非常に楽です。PCケースにありがちな硬い 4点留めではなく、家具に使われるような固定方式なので開け閉めで劣化もしにくいと感じました。

フロントパネルはありえないほどに剛性が高く、全体にこの素材を使えば傑作ケースなのに…と思いました。

FSP Hydro G PRO 850W

ドスパラで 14,384円で購入 (2022年6月)。

i7 11700Kと GTX 1080 Tiの構成ですから、850Wはマストとして、OEM元や値段を総合的に見て FSPの Gold認証電源を選びました。

候補は、ケースと同じ Corsairの RMシリーズ (OEM元はCWT)、MSIの MPGシリーズ (OEM元は同じくCWT)、NZXTの Cシリーズ (OEM元はSeasonic)などが同価格帯でありましたが、これらの商品は OEM元の選別落ちが使用されるという話もありますし、自社製造している FSPを選びました。

かなり無骨で個人的には好みのデザインですが、ROGシリーズの電源など派手なものも使ってみたいです。

手触りの良い FSPロゴの巾着に、プラグインケーブルが入っていました。

あとは何やらゲーミング色の強いステッカーが付属しており、ゲームの「G」なんだと納得しました。

DeepCool AK620

ドスパラで 6,900円で購入 (2022年6月)。

みんな大好き DeepCoolの CPUクーラーを逆張りで使ったことが無かったのでこの度購入しました。

AS500や Assassin IIIなどとも迷いましたが、120mmながら 140mmの Assassin IIIに迫る性能と、何より見た目に惹かれました。私生活では、シンプル、ミニマルなものを好んで使用しており、PCにもミニマルなものがあれば使いたくなります。

AK620とその後発売された AK400はデュアルタワーかシングルタワーかの差だと思っていましたが、地味に付属ファンの形状が違うんですよね。AK620はツライチで平面になっていますが、AK400は肉抜きされています。

このシリーズのレビューは腐るほどありますし、私もかなり下調べしたので、親の顔より見たフィンデザイン。

ベースプレートは、小傷はありましたがかなり滑らかに感じます。

AK400はダイレクトタッチ方式なので、こちらの方が精度の個体差は少なそうです。

オシャレなマニュアル、便利な形のプラスドライバー、CPU_FANが 1端子でも大丈夫な分岐ケーブルと付属品は充実していました。

バックプレートは、LGA1700対応のものが付いてきました。発売当初のレビューと形状が異なっており、今回は LGA1200を使用するので、古い方が好みの形でした。

組み立て

M.2 SSDは、CPUとビデオカードの間のスロットに装着しました。

画像の通りですが、SSDのヒートシンクがぶ厚すぎます。問題なく使用できていますが、表面積が稼げる形状ではないので、放熱性は見た目ほどインパクトは無さそうです。

地味に痛いのが、このヒートシンクを取り付けると PCI Expessの取り外しレバーに指が入らなくなるので、結構苦労しています。カッターナイフの刃をしまった状態で押したりしていますが、レバーのダメージが心配になります。

グリスは、みんな大好きネコグリスではなく、MX-4を使用。長く使用していますが、オーバークロッカーや記事を書いているでもないので、なかなか使いきれません。

塗りやすく、冷却性も十分で、値段もお手頃なので、無くなったらリピートします。

AK620のリテンションを取り付けた後ですが、ドライバーを指先で回した状態で若干反っていました。がっつり手締めするとかなり反りそうです。

配線には、AsiaHorseのスリーブケーブルを使用しました。パーツが全体的に黒かったので、黒とグレーの配色にしました。

ケーブルコームが半透明と黒の 2種類入っていたので、お好みに合わせて選ぶことができます。

裏配線はこんな感じで、FSPの電源は総じてケーブルガイドのおかげもあり、スッキリ収まっていると思います。FSPの電源は総じて取り回しやすい印象があるので、組み立て時にも品質の高さを感じます。

表はこんな感じで、スリーブケーブルに白が入っていないので、統一感があります。オシャレアイテムなのに目立たせないのは、上級者感を感じます。

標準では反対側にある、SSDの取り付け部品を電源ボックスの上部に取り付けています。これにより、下の配線が少し隠れるので、2.5インチを使用しない場合はこちらがオススメです。

撮影時は GTX 1080 Tiではなく、RTX 3060を使用しています。

ガラスパネルを付けていないとしっかりと見えますが、取り付けるとスモークが強すぎて光しか見えません。中をしっかり見せたい場合は、光るパーツを多めにした方が良いかもしれません。

性能について

i7 11700Kと GTX 1080 Tiという今さらのスペックですが、性能テストの結果をご紹介します。

せっかくなので、AK620でギリ常用できる OCもしたので比較してみます。

外れ個体?なのか、他の方の 11700Kよりも電圧を盛らないと安定しなかったので、ほとんどクロックは伸ばせませんでした。

今回の計測はこちら

  • i7 11700K@PL無制限 + GTX 1080 Ti (ロードラインキャリブレーション : レベル4)
  • i7 11700K@4.80GHz/1.375V + GTX 1080 Ti (ロードラインキャリブレーション : レベル4)
  • i7 11700K@4.90GHz/1.450V + GTX 1080 Ti (ロードラインキャリブレーション : レベル4)

5.00GHz/1.495Vまで試しましたが、CineBench R23が通らないので諦めました。

環境

今回紹介したパーツと重複しますが、改めて環境を記載します。

  • Core i7 11700K
  • GeForce GTX 1080 Ti Founders Edition
  • Crucial DDR4-3200MHz(Native) 16GB×2
  • ASUS ROG MAXIMUS XIII APEX
  • DeepCool AK620
  • KIOXIA EXCERIA G2 1TB
  • FSP Hydro G PRO 850W
  • Corsair 4000D Tempered Glass (ケースファンは付属の2基のみ)

FF14 暁月の終焉 ベンチマーク

軽量級ゲームの FF14ベンチマークでは、OCによるスコア上昇がありますが、誤差の範囲内レベルです。

FF15 Ver1.3 ベンチマーク

重量級ゲームの FF15ベンチマークでは若干 OCによるスコア上昇がありますが、こちらも誤差の範囲といって良いかもしれません。

CineBench R23

CineBench R23は、CPUの性能がフルで影響するため、マルチでは OCでスコアが開きました。

シングルは PL無制限時が最も高くなっており、インテルのターボブーストが効いているのが分かります。

温度

電圧が高いだけあり、OC後の温度が非常に高くなりました。

4.90GHz時には 90℃を超えていますから、個人的には常用できません。ゲーム性能もほとんど変わらないことから PL無制限で使用します。

さいごに

全体的にオシャレで満足感のある PCが組めました。

やっぱり残念だったのが、Corsairのケースが 5,000円のケースに負ける剛性だったことです。さらに上のモデルは分かりませんが、メイン機には Corsairのケースは買わないかもしれません。デザインは良いんですけどね…。

性能面では、ゲームもあまりしないので、全くもって文句はつけられません。もちろん 12世代 Alder Lakeの方が圧倒的なのは知っているので、タイミング悪いとは思っていますが…。

それでは。ゆうまろほーむの住人 Yuでした。

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