こんにちは。ゆうまろほーむの住人、Yuです。
今回は、クランプ式で便利、ORICOの USBハブをご紹介します。
開封チェック
ORICOは、HDDエンクロージャーなど他にも商品を使用していますが、いずれも簡素なパッケージで、いかにも輸入という雰囲気を感じます。
型番は、「MH4PU」となっています。
パッケージの内容物は、本体と説明書と、USBケーブル(A to A)のみ。
カラーは、シルバーとブラックがあり、若干ブラックの方が値段が高い傾向にありますが、格好いいと感じたのでブラックにしました。
本体は、艶消し加工がされており、変な安っぽさは感じません。ORICOのメーカーロゴが目立たない程度に書かれています。
口コミサイトでは、クランプの皿部分の形状が丸いものと楕円のものが見られ、楕円形のものが新しいロットだと思われます。
クランプの締め込みには、プラスドライバーが対応しており、力の弱い方でもしっかりと固定することができます。
PCと接続するには、A to Aケーブルを使用します。ケーブル着脱式は、断線時にケーブルだけ交換して対応したり、長さを変えることができるため個人的には非常に嬉しいポイントです。
ただし、一般的な Micro-Bや Type-Cではなく、A to Aと珍しい形状なので、入手性が低い点は要注意です。
ここがいい!クランプ式
USBハブはたくさん世の中に出回っていますが、クランプ式は非常に少ないと感じます。
私が感じるクランプ式のメリットは、「配線が隠せる」ということと「動かないこと」です。
上記画像では、机の壁際にさりげなく設置してありますが、しっかりUSB接続されています。
広く販売されているハブだと、ケーブルが直接伸びていて、PCにぶら下がった状態となります。しかし、クランプ式だとケーブルを長くとることができ、机の下や裏から通すことで、配線を隠しながら手元まで持ってくることができます。そして、卓上でキーボードやマウスの USBを接続すれば、だらしなくデスクトップPC本体から伸びるケーブルをなくすことができます。
私の環境では USB端子はかなり過剰にありますし、デバイスをそんなに接続していないので、”ハブ”としてというよりも、机のレイアウトを整えるためだけに用意したといっていいでしょう。それだけでも、価値があると感じています。
それから、クランプで固定されて動かないことも重要です。
私は、USBフラッシュメモリにパスワードを入れたり、PC同士のデータのやり取りをフラッシュメモリに入れているため、頻繁にフラッシュメモリの抜き差しを行います。些細なことではありますが、そのたび両手を使っておさえながら取り外すことがないのは非常に助かります。
電源タップを両面テープで机に固定して使用していますが、こちらは抜き差しする際に一緒に電源タップも浮いてくることがあります。クランプであれば、抜き差しどちらの方向へ力をいれても動きませんし、テープなどによる机へのダメージもないため安心して使用することができます。
補助電源「あり」か「なし」か
ORICOのUSBハブには、補助電源のあるモデルと、ないモデルの 2種類あります。
USBハブに 3.5インチの外付け HDDを接続したり、USB充電をする場合は、補助電源のあるモデルの購入をオススメします。
私は、USBフラッシュメモリ、キーボード、マウスを接続して使用していますが、補助電源がなくても問題なく使用できています。
USB充電式のマウスも、問題なく満充電にすることができます。
おかしな挙動?
使い始めたその日からおかしな挙動があり、下記のような症状が発生しました。
- キーボードを接続した状態で PC電源オン
- USBハブの違う端子へキーボードを挿しなおす
- キー入力を行うと、違うキーの文字が入力される
例えば、「Esc」キーを押したら、「Windows」キーの挙動になるという感じですね。何度やっても再現するので、返品しようか迷いましたが、元の場所へキーボードを戻せば症状は戻るので、実用上そこまで問題にはなりませんからそのまま使うことにしました。
初期不良というよりは、製品上の仕様な気がします。神経質な方は気になるかもしれません。
ちなみに、この挙動はマウスでも同様に発生し、カーソルが動かないなどしました。
さいごに
2,000円~2,500円と USBハブとしては高い部類となりますが、クランプ式としては手を伸ばしやすい価格となっており、デスクトップPCを使用中の方に非常にオススメです。
配線も見せずに机まで持ってくることができるため、机をスッキリさせたいけど、有線デバイスを使いたいという要求を満たせる商品だと感じました。
それでは。ゆうまろほーむの住人、Yuでした。
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